Anki 上で AwesomeTTS を用いて Text to Speech を実装する

1. 概要

本記事は学習支援フリーソフトウェアである Anki 上でアドオンの AwesomeTTS を用いて Text to Speech を実装する手順を記述した記事である。

2. 環境情報

下記で行う作業は以下の環境下で行ったものである。

  • Antergos (Arch Linux)
  • Anki Ver.2.1.0beta29

3. 必要なパッケージをインストールする

Linux で Text to Speech を使用する場合は MPlayer が必要なので,以下のコマンドでインストールする(図 1)。

# pacman -S --noconfirm mplayer

4. AwesomeTTS をインストールする

以下の作業を行い,Anki 上に AwesomeTTS をインストールする。

  1. 「ツール」→「アドオン」をクリックし,アドオンの管理画面(図 2)を開く
  2. 「アドオンを取得する」をクリックし,アドオンのインストール画面(図 3)を開く
  3. Anki のバージョンが 2.0.x なら 301952613 を,2.1.x なら 900455869 を「コード」に入力する
  4. 「OK」ボタンをクリックする
  5. アドオンの管理画面を閉じる
  6. アドオンを反映させるために Anki を再起動させる

5. ノートタイプをカスタマイズする

AwesomeTTS をインストールするだけでは Text to Speech は機能しないので,以下の作業でを行い,ノートタイプをカスタマイズする。

  1. 「ツール」→「ノートタイプを管理」をクリックし,ノートタイプの管理画面(図 4)を開く
  2. 任意のノートをクリックする
  3. 「カードタイプ」をクリックし,カードタイプ管理画面(図 5)を開く
  4. 「表面のテンプレート」に以下の TTS タグ(図 6)を書き込む
  5. 「裏面のテンプレート」に以下の TTS タグ(図 7)を書き込む
  6. カードタイプ管理画面の「閉じる」をクリックする
  7. ノートタイプの管理画面の「閉じる」をクリックする

<tts service="google" voice="en-US">{{Front}}</tts>
<tts service="google" voice="en-US">{{FrontSide}}</tts>

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6. まとめ

本記事の作業によって実装した Text to Speech の欠点として,オンライン状態でのみ機能するという点がある。そのため,オフライン状態で Anki を使用するユーザは注意が必要である。

参考資料

Dutch

コンピュータサイエンスを専攻している大学院生です。趣味は,アニメ鑑賞・プログラミング・ライフハックなどです。


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