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2020-08-24
2020-08-24
3 min

ブックレビュー: ビジネススキル大全

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はじめに

 『ビジネススキル大全』は,経営コンサルタントの藤井孝一氏によって執筆されたビジネス書であり,以下の基準を満たした 40 種類のビジネススキルをまとめたものです。

  • 体系的にまとまっているビジネススキル
  • 枯れているビジネススキル
  • 著者の経験内で役に立ったビジネススキル

 本記事では,『ビジネススキル大全』から何を得られるかを各章ごとに要約しています。『ビジネススキル大全』の購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

第1章 問題を素早く解決するための思考法

 『第1章 問題を素早く解決するための思考法』では,思考法として以下のビジネススキルが選択・解説されています。

  • 戦略思考
  • 仮説思考
  • クリティカルシンキング
  • フェルミ推定/ロジカルシンキング

 思考法は,何のために思考法を使うのかという目的と,具体例に基づいた解説,思考法をサポートするフレームワークの順で記述されることが多いと筆者の経験則的に思います。『ビジネススキル大全』では,フレームワークに関する記述が少ないので,フレームワークについて知りたい人は購入に注意が必要です。

第2章 学びを稼ぎにつなげる発想法&読書術

 『第2章 学びを稼ぎにつなげる発想法&読書術』では,以下のビジネススキルが選択・解説されています。

  • 『アイデアのつくり方』で提唱されている発想法
  • マインドマップのやり方と応用例
  • 『本を読む本』で提唱されている読書術

 『本を読む本』で提唱されている読書術の他に,学術的に効果が認められている読書術をメンタリストの DaiGo 氏が紹介しているので,そちらも参考になると思います。

第3章 スキルを使いこなすためのビジネス基礎力

 『第3章 スキルを使いこなすためのビジネス基礎力』では,以下のビジネススキルが選択・解説されています。

  • ピラミッドストラクチャー
  • 比較方法とチャート
  • TED 式 プレゼンテーション
  • 財務基礎
  • 原則立脚型交渉

 ピラミッドストラクチャーの概要と基本的なチャートの概要が記述されているだけなので,テクニックライティングやプレゼンテーションのプロセスを学びたい方には内容不足に感じると思います。4 つの原則から成り立つ『原則立脚型交渉』は,概要と具体例が記述されており非常に興味深かったです。

第4章 重要なことに集中する自己管理法

 『第4章 重要なことに集中する自己管理法』では,以下のビジネススキルが選択・解説されています。

  • パレートの法則
  • 時間管理術
  • GTD
  • 習慣術

 本章では,『TQ』で提唱されている時間管理術を紹介していますが,個人的には大橋悦夫氏が提唱している『タスクシュート』という時間管理術がオススメです。また,習慣術に関しては習慣化をサポートするスキルではなく,集中力や記憶力を高めるために有効な習慣が提案されています。

第5〜10章

 上記の第 4 〜 10 章と同様に,『テーマ』➔『概要解説』➔『参考書籍紹介』のフォーマットで構成されています。第 5 〜 10 章の中には,個人的に気になるテーマが無かったので流し読みして終了しました。

おわりに

 『ビジネススキル大全』は,40 個のビジネススキルを 10 つのカテゴリーに分類した調査書籍のため,この 1 冊で 40 個のビジネススキルを完全にマスターできるわけではありません。ビジネススキルの概要を把握し,気になるビジネススキルに関しては引用されている参考書籍で詳しく勉強するという使い方がオススメです。